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尖圭コンジローム、
尋常性ゆうぜい(いぼ)で
悩んでいる方へ
●尖圭(せんけい)コンジローム
この病気は最近、増加している性感染症の一つで、病原体であるヒトパピローマウィルスは、性交などによって男女間で感染します。 男女の性器、肛門の周囲にニワトリのトサカ状で先の尖ったイボが数個から数十個みられ、かゆみ、痛みを伴うこともある病気です。この尖圭コンジローマを当クリニックの名誉院長が見出した簡単な痛みのない方法で治療します。
●これまでの治療法
外科的療法として電気焼灼、炭酸ガスレーザー、凍結療法が使用されてきましたが、痛みもあり、切除後皮膚が潰瘍(ただれ)になるなど治癒するまで長時間かかりました。 薬物療法は、5-FU、ブレオマイシンの軟膏10%ポドフィリンアルコール溶液の塗布が用いられていますが、効果が十分でないこともあり、最近ではベセルナクリームという薬が使われています。特に妊婦さんではこれまでの外科的・薬物的療法は使用が難しく、治療は困難でした。イボは尖圭コンジロームと同様にヒトパピローマウィルスが原因で外科的療法を用いており、薬物で腐食させて治療しています。
●新しい治療法
これまでの治療法とは全く違い、食べ物として日常食べているナスより抽出した抽出液(EPH-E)を一週間おきに最大で20回まで塗布します。痛み、発赤、発疹などの副作用はありません。
1)コンジローム
57症例中有効率80〜90%ですぐれた治療成績でした。
2)イボ(尋常性疣贅)
27症例中有効症例17例(63%)、無効症例8例(30%)、脱落例 2例(7%)で、特に20歳未満の若年者では有効率82%となり、若年者で高い治癒率でした。
3)水いぼ
数回の治療で治癒します。
EPH-Eは友田クリニック名誉院長(名古屋大学名誉教授 産婦人科)が長年の研究によって発見された新しい治療法です。
また、最近ナス抽出液中に含まれている【有効成分】をいぼ、コンジローマの治療に使用し、ナス抽出液より高い効果が期待されます。これらの疾患で悩んでいる子供さん、女性は一度、この治療を受けてみてはいかがでしょうか。
●治療を受ける方法
費用は研究協力費として実費(お問い合わせください)が必要です。その他、自費の再診料をいただきます。医師が治療の経過を診察しますので、原則通院が必要となります。連絡先としてPC・ スマートフォンのメールアドレスを知らせていただきます。県外等の遠方の方はその都度相談します。
※女性のみ受診可能です。お子様の場合はご相談ください。
研究スポット【記事紹介】
●いぼの治療 ナスの抽出物を塗布
日本の民間療法では「ナスのへたの汁がいぼに効く」といわれる。友田豊・友田クリニック院長(愛知県知多市、名古屋大名誉教授=産婦人科)は、愛知県内の六産婦人科施設の協力でいぼの一種「尖圭(せんけい)コンジローマ」と診断され、インフォームドコンセントを得た患者37人に、ナスからの抽出物を塗布する臨床研究をした。
塗布は1〜2週間に1回で、治療日数は14日から最長131日。14日以上治療し、経過観察できた31人中21人(67.7%)のコンジローマが消失した。90%縮小した人が8人(25.8%)、80%縮小した人が2人(6.4%)と全例に有効。平均塗布回数は4・5回だった。
尖圭コンジローマは、男女の肛(こう)門周囲や性器などに発生する性感染症の一つで、粟粒(あわつぶ)大から指頭大まで。患者数は全国で10万人前後。最近、増加傾向にあるという。
治療法として電気焼灼(しょうしゃく)やレーザーなどによる外科的治療法があるが治療後の痛みがある。また、軟膏(なんこう)の塗布、局所注射などがあるが、治療困難な病気とされていた。今回の臨床研究の結果は、このほど北九州市で開かれた日本性感染症学会で発表、注目された。
友田名誉教授は「自分の足にできたいぼが治ったので本格的な臨床研究に入った。治療の痛みや副作用もなく期待をはるかに上回る治療結果に驚いている」といい、ナスからの同じ抽出物による婦人科系、消化器系のがん細胞の増殖抑制効果(試験管内)も認めた。抽出物の生理活性などについては、名古屋市立大大学院薬学研究科、水上元教授(生薬学分野)の研究グループが担当して調べている。(編集委員・五十川仁達)
2005/12/16 中日新聞朝刊より引用